大変な時代の目撃者

不謹慎かも知れませんが、ある意味面白い時代を生きていると思います。
もちろん深刻な問題も抱えてはいますが・・・
イスラム国は制圧され、戦士は世界に飛散しました。
テロの危険性は無くなった訳ではありません。
世界、そしてそれぞれの国での貧富の差拡大など、好ましいとは言えない状況です。
世界で一番早く始まると言われる日本とてこれから30~40年の超高齢者社会での膨大な費用負担や介護不安など、
現実的な対応の難しい頭の痛い問題が山積です。

 日本に目を転じても、少子高齢化の他、止まらない地方での人口減少です。これから徐々に町や村や市の合併が進むか、自然淘汰されるかも知れません。
金融庁や日銀が指摘する空き家問題がある中での賃貸住宅建設は、これから早ければ10年~30年後に否応なしに顕在化するでしょう。
地方銀行の生き残りや統廃合はい否応なく突きつけられる問題です。
先日、ある地方の金融機関の方と話す機会がありました。預貸率は40%を割り込み、総資金利ザヤもマイナスとなっていました。貸すところがない、だから利益が上がらない。利益が乏しいから融資のリスクを取れないと嘆いていました。
個人的には、目利き力を養いまずリスクを取らないとリターンはなく、リターンがないままだとジリ貧になってしまいます。地方の金融機関は大なり小なり同じような問題を抱えています。

科学技術の進歩は目覚しく、予想もつかなかったことが目の前で見られる。
まさに新産業革命を目の前にしている感じです。
囲碁や将棋がAI(人口知能)に負けることも、予想をはるか上回るスピードで
起きています。
ドローンで撮影や物を運搬するなど、1万円を切る価格で買えるのですから夢のようです。
自動車の自動運転ももう遠くないでしょう。
電車は既に無人化がされていますよね。「ゆりかもめ」「舎人(とねり)ライナー」などがあります。
自動車(バス・タクシー)も電車も自動運転が進むと人間の雇用機会が奪われるとの話も現実化してきます。
でも、一方で新しい雇用が生まれるとの予測もあります。
民間人がロケットを打ち上げるなど宇宙への旅も後、数十年後には現実化していくでしょう。
新しい変化を楽しんでみることが出来ます。
これからのキーワードは「コミュニーケション力」これを高めないと生き残りは難しいと
感じています。士業の方も相談者や顧問先を大事なお客様として、
感じの良い印象を残せないと、リピーターどころか口コミではなく風評リスクが起きる時代だと
思います。先生という言葉が軽くなったですよね。

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