賢い住宅購入の仕方

新築物件をすでにお求めの方は気を悪くしないで、次の機会にヒントにして下さい。

新築にこだわる方には、あまり意味のないコラムかも知れませんが・・・

新築物件は、広告宣伝費や営業経費が約20%上乗せしていると言われます。つまり住んだその日から20%値段が下がると言うことも見方を変えればできますね。
ちなみに私は、住宅購入の際、築3年以内の中古物件を探しました。知り合いの業者さんにエリア限定で頼んだところ、予想通りかなり築浅の物件が新築価格の60%で購入できました。
何故、私が築3年以内の物件にこだわったかには理由があるのです。

私は個人的には、今でも、100%借入のローンには疑問です。
同じ年収1000万円の人でも、生活スタイルが違います。貯蓄や物を買う考え方、趣味などに対する考え方など、当然違います。年収と貯蓄額は一致しませんよね。そして、概ね年収があり、住宅ローン審査は通ったとしても急に生活のレベルを変えることは容易ではないですよね。
その上、住宅ローンの諸費用も馬鹿になりませんし、新しい器には、新しい家具・オシャレな電化製品もつい買ってしまいます。

私が長年住宅ローンを貸す側から見てきた経験から言うと、100%ローンの方の一部は、ローン返済の翌月くらいから我慢生活が始まります。これが意外と大変みたいですよ。
2年くらいなら我慢はできますが、どうしても欲しいものがあってカードローンを使ったら、そのあとは溜まっていた買い物我慢ストレスで一気にカードローンが増えてしまい、結局、家(マンション)を手放すケースが結構あります。

築浅の物件でも、売るときの価格は新築購入と変わりません。

私は、これから温暖化が進むことも考え、東南の方向には拘らないことにしました。こだわったのは最寄り駅から5分以内であることでした。
なんと1年足らずで、築1年のマンションが売りに出たのです。

住宅の購入をするならば、色々な視点から考えることをお勧めします。

※ もちろんご相談も承っております。

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